4月の記憶を4月のうちにと言うことで、
4月10日に札幌で開催されたライブサーキットイベントIMPACT18に行ってきましたので、その話をします。
まずIMPACTというイベントを説明すると、ニューカマーのアーティストを中心としたオムニバスイベントとして始まったのですが、2016年から複数のライブハウスに跨ったサーキット形式のイベントとして開催されています。
2020年の4月のサーキット形式の2日間で開催予定だったものが残念ながら中止になって、そのあとは2020年10月にマカロニえんぴつなどが出演したZepp Sapporoのイベントが、2021年4月にはSaucy Dogなどが出演したZepp Sapporoとビレッジマンズストアなどが出演したSPiCEとでサーキット形式ではない形ですが同日同時開催で行われました。
そして今回サーキット形式で3年ぶりの開催となり、メイン会場のZepp Sapporoと、すぐ近隣のライブハウスSUSUKINO810とSPiCEを使っての開催となりました。
今回はZeppとSPiCE・SUSUKINO 810で交互に組まれるので、どういう回り方をするのかが鍵になっていきます。
出発が遅くなったので12時過ぎに会場に着いて、Zepp Sapporoで電子チケットを紙リストバンドに変えて、ドリンクチケットをいただきました。
まずは810でカネヨリマサルを見ようとしたんですが、サーキットのあるあるの一つである入場規制にかかりました。
このサーキットあるあるの入場規制がなかなかキツいですね。
こういう時に待つのか、行動を切り替えるのかの二択になっていくと思うんですが、
今回は行動を切り替えてSPiCEでthe quiet roomを観に行く事にしました。
Zepp以外のライブハウスでライブを見に行くのは2年以上ぶりだったんですが、しっかりと立ち位置が決められていたので、ディスタンスがちゃんと取られていて安心して観ることが出来ました。
あと、アルコールの販売が再開されていたので、ライブを見ながら久しぶりにビールを飲むことが出来ました。
ビールを飲みながらthe quiet roomを観に行ったんですが、久しぶりに臨場感のあるライブハウスでライブを見たという事と合わさって、
お腹が空いたのでSPiCEの上に入っている中華料理屋さんで、ランチ限定の定食で麻婆豆腐定食と単品の水餃子をいただきました。
しっかりと作り込まれている麻婆豆腐とタレも含めての水餃子がとても美味しかったです。
昼ごはんを食べてからSPiCEにヤユヨを観に向かって行ったんですが、
すでにライブハウスで待っている人が多かったので、
ビールを注文してd払いで支払って飲み干してから、Zeppに向かうことにしました。
バックドロップシンデレラは今回出演しているバンドの中で出会ってから1番長いバンドで、毎年RISING SUN ROCK FESTIVAL IN EZO前に楽しい前夜祭などを主催しているEZO or DIEさんのイベントに出演していて、そこでライブを見たのが最初でした。
ライブを見たのが久々だったのですが、理屈などを抜きで楽しめて、
全身で音楽を浴びているのを強く感じました。
最初にギターの方が弾き語りをされていたんですが、その中で言っていた
「歌ものバンドが多すぎて」というのが頭に残ったので、これは今度ブログで話をしていきたいと思います。
そのあとは急用ができたので、急いで用事を済ましてから会場に向かって行きました。
次の会場Zepp Sapporoに着いて、ビールを飲んで席につきました。
この次のmr.ふぉるてはここ2年くらいでよく名前を耳にする機会が多いので、気になってライブ観たいなって思ってたんですが、ようやく観ることができました。
ようやく観られた彼らのライブを観て感じたのは、「クセになる中毒性」でした。
音の感じはバンドスタイルの中でも曲によって違っていて「もっと聴きたい!もっと聴きたい!」という気持ちがとても強くなりました。
他のアーティストの名前を出すのは良くないかもしれないんですが、昨年夏のROCK CIRCUITで観たVaundyのライブからも同じものを感じました。
また機会を作ってライブを見に行きたいなと思います。
夕食を食べるか、ライブを見に行くかを悩んだんですが、
「ライブ後に夕食だと21時回る」と判断したので先に夕食を食べることにしました。
ただ、そこまでお腹が空いていないので、
棒棒鶏とじゃがいもの千切りの炒め物を瓶のプレミアムモルツでいただきました。
iPadを開いてYouTubeでKis-My-Ft2の生配信を見ながら、
「ライブを観たり、中華料理屋さんでビールを飲みながら中華料理をつまんで食べるという時間をまた過ごせて幸せだな」というのを思いました。
個人的には棒棒鶏のキャベツと鶏肉とゴマがかった少し甘しょっぱいソース、
ニンニクと唐辛子が混ざったような味わいのじゃがいもの千切りの炒め物、
ここにプレミアムモルツのみずみずしい味わいが合わさってとても美味しかったです。
急いでゼップに戻ってハンブレッダーズのライブを観に行きました。
このハンブレッダーズのライブがとても良くて、SPiCEで演奏する次のバンドも観に行きたかったので、途中で移動しようかとも考えたんですが、
とても引き込まれてすごく胸が熱くなりました。
3年前のIMPACTで今はもうないKRAPS HALLのラストで彼らのライブを観て、時々チェックしていたんですが去年リリースの「ワールドイズマイン」という曲でチェックの度合いが増えていきました。
サウンドチェックから、ラストの「再生」まで全部良かったんですが、
特には本編1曲目の「BGMになるなよ」がズシンと胸にきて、
すごく耳に今も残っています。
特に今の状況下だと国内だけではなく、世界規模で色々な根幹を揺るがす事態が起こってしまっていて、その中でそういったものに自分の日常の中で立ち向かっていくにあたってのコアを守る時に勇気をくれる曲だなと思います。
今の時代でも音楽に関して自分の胸に響く感覚はちゃんと信じたほうがいいなと彼らのライブから強く感じました。
ハンブレッダーズのライブですごく感動したあとにSPiCEに急いで向かって、
アイビーカラーを見に行きました。
2年前に仕事で大失敗をしてとても落ち込んでいた時期に、タクシーのラジオで彼らの「夏空」という曲に出会って、とても心が落ち着いていったのを覚えています。
ライブの開始に間に合って無事入場できて、サウンドチェックから楽しんでいました。
サウンドチェックから照明が暗転して、イベントのSEがなって、そのまま彼らのライブが始まっていきました。
2年前からずっと彼らのライブを観たいと思っていたので、
30分のライブがとてもあっという間で、
「次で最後の曲です」とMCがあった際にはとても切ない気持ちになりました。
個人的には新曲の「ミッドナイトロマンス」がとても印象に残っていて、サウンドがまさにミッドナイトのキュッと胸に詰まっていく感じに、ボーカルの少し掠れつつも爽やかと色気のバランスが良くて、ますます好きになりました。
個人的には特にハンブレッダーズとアイビーカラーの2組のライブが特にこの日の印象に残っています。
後はthe quiet roomやmr.ふぉるてと特に深く聴き込めてなかったアーティストからもバチバチに自分の中にある引き出しを刺激されました。
タイムテーブルなどの関係で観られなかったカネヨリマサルはまた別の機会に観に行きます。
とても楽しい1日だったのとともに、新しい表現との出逢いが自分自身のこころに良いハリが出来て、また日々を楽しんで前を向いて過ごしていこうと思います。