JOIN ALIVE 2022に参加しました

9月3日と4日に岩見沢市で開催された野外フェスのJOIN ALIVEに参加して来ました。

 

 

2020年・2021年の2年間が中止となり、3年ぶりの開催となった今回は、

ROSE STAGEとFUTURE FLOWERSとVELVET CIRCUISの3ステージは前方エリアが対象期間にチケットを購入した方限定で抽選で当選した方のみが入れるエリアとなり、

FUTURE FLOWERSの場所が移動になり、2019年までステージがあったエリアにフードコートが拡張したり、

ステージ数が5個から4個に変更になったり、

入場ゲートが薔薇園の場所に変更になり、物販のエリアも移動になったり、

これまでのJOIN ALIVEからの変更点がありました。

 

久しぶりの岩見沢JOIN ALIVE、とても楽しい2日間であり、

リスナーや音楽BLOGを書く者として原点回帰の2日間になりました。

 

2日間で見たライブの中で印象に残ったライブについていくつか書きます。

 

 

THE ORAL CIGARETTES@ROSE STAGE

初日メインステージのトップバッターで、個人的には前方エリアパスが当たり整理番号の関係で3列目の真ん中でライブを観る事ができました。

 

1曲目の「Mr.ファントム」で「JOIN ALIVEが帰ってきた」という気持ちと、「オーラルを好きになるきっかけの曲を久々に聴けた」という気持ちで胸が一杯になりました。

そこからの「Shala La」と「ENEMY」はさらにボルテージ高くブチ上がりました。

 

大きなステージが標準のバンドになりましたが、MCでも言っていたVELVET CIRCUISでのライブも観てみたいです。

(これまでは2014年のNEW WALTZ、2015・16年のFUTURE FLOWERS、2017・18年のROSE STAGEに出演。

2018年は2日間の大トリで、VELVET CIRCUISだけ出演歴なし)

 

ヤングスキニー@NEO WALTZ

こういうフェスの醍醐味の一つにニューカマーのバンドのライブを、通りすがりに観るということもあると思います。

しかしながら2020年以降フェスが開催されてもメインステージの人気バンド・アーティストのみが出演という事態が続いていたのですが、2022年になって3ステージ以上開催のフェスも増えてきてニューカマーのバンドにも出番が多く回ってきました。

 

その中でNEO WALTZのトップバッターのヤングスキニーは次のVELVET CIRCUISのスケジュールの関係上少しだけしか観られませんでしたが、声もサウンドの感じも自分の中にスッと染み渡ってきました。

 

THE SPELLBOUND@VELVET CIRCUIS

BOOM BOOM SATELLITES中野雅之さんとTHE NOVEMBERSの小林祐介さんによるユニットで、今回のJOIN ALIVEが北海道初ライブ。

 

ダブルドラムのサポートメンバーと共に作り出す音像がとても奥行きのある世界でひたすら一音一音に引き込まれていました。

 

ラストはまさかのBOOM BOOM SATELLITESの代表曲の1曲「KICK IT OUT」で、もう2度と聴けないだろうなと思っていたところだったので、この曲のイントロが鳴った瞬間に胸が一杯になりました。

 

hakubi@NEO WALTZ

Hakubiもヤングスキニー同様少ししか観られなかったんですが、ボーカルもサウンドも魅力的でどんどんと聴き進めたくなりました。

次の札幌のライブはマストで行きたいです。

 

打首獄門同好会@ROSE STAGE

個人的にはこの日のベストアクトが打首獄門同好会でした。

 

サウンドチェックから楽しくて、最後のonちゃんとの「1/6の夢旅人 2002」のカバーコラボまで徹頭徹尾楽しかったです。

楽しいのと共にモニターやVJがあることによってよりダイレクトに打首獄門同好会の世界が大きいステージであっても伝わってきて、強く心を掴まれました。

 

MAN WITH A MISSION@ROSE STAGE

機材やDJブースの置き方から既にマンウィズのライブの世界観が出ていて、登場前から既にテンションが上がっていました。

 

ライブ自体もいきなりの「FLY AGAIN(HERO’S ANTHEM)」から、最後の「Emotions」まで余すところなく楽しくて、ますますマンウィズのことが好きになりました。

 

この日はマンウィズのライブが終わって、クロークに荷物を取りに行ってから会場を後にしました。

 

ここから2日目に突入。

 

ドラマストア@NEO WALTZ

暑さと人の多さでだいぶ疲れて心が折れそうになっていて「14時くらいで帰ろうかな」と思っていたんですが、

日陰のところで座っている時に始まったドラマストアのライブで「もう少し楽しんでいこう」という気持ちを蘇らせることが出来ました。

 

「世界はまだ僕を知らない」という曲がきっかけで好きになったのですが、久々のライブでこの曲が聴けて自分の中で楽しむ気持ちを取り戻す事ができて、2日目をより楽しむ事ができるきっかけになりました。

 

PassCode@VELVET CIRCUIS

何年も前から名前を耳にしていて、ライブを見たいとずっと思っていたんですが観る機会に巡り合えず今回ついに観ることが出来ました。

 

最初から最後までほぼMCが無く、ずっと引き込まれていました。

メンバーのダンスやボーカル、バンドの演奏どれも圧倒的ですが、個人的にはメンバーの中の有馬えみりさんのスクリームとボーカルの切り替えに魅入っていました。

 

ドラマストアで戻ってきた「楽しもう」という気持ちの火種が、

このPassCodeのライブでさらに大きなエネルギーになって「2日目を時間の許す限り密度濃く楽しんでいこう」という気持ちにシフトする事ができました。

 

Chilldspot@NEO WALTZ

2年ほど前から名前を耳にする事が多く、開催中止になった2021年時にも出演予定(観る予定でした)で、

北海道初ライブとのことだったので観るのを楽しみにしていました。

 

遊園地の中での鳴らされるサウンドがすごく心地良くて、1発で元々好きだったのが大好きになりました。

 

「これはフェスだけじゃなくて、ワンマンで観たいな」と強く感じました。

 

この日は夕方にChilldspotのラジオ公開録音を見学して、18時少し過ぎに会場を後にしました。

 

 

3年ぶりのJOIN ALIVEはとても楽しいのと共に、自分の中の日常と音楽の楽しみ方を思い出す事のできる時間になりました。

ライブに足を運ぶことだったり、新しいバンドに出会ってそのバンドを聴き進めることだったりというのがこの2年間くらいで少し遠のきがちになってしまったんですが、このJOIN ALIVEでの2日間をきっかけに再びそれらの気持ちが蘇ってきました。

 

自分の目と耳で判断してという自分のやり方も思い出せました。

ここからのこのBLOGももっと更新をして色々な人に見ていただきたいという、BLOGを始めた1月1日の時の気持ちを思い出せました。

音楽を聴くのもそれに関する文章を書くのも、時間を忘れて没頭出来て楽しいという事も。

 

自分にとって再び進んでいくきっかけになったJOIN ALIVE 2022でした。