こちらの音楽ブログ、久々の更新になってしまいました。
2024年こそはこまめに更新できるようにいたしますので、よろしくお願いいたします。
2024年1月14日、個人的に初めてのライブ参加になるNO MATTER LIVEのためにZepp Sapporoへ行ってきました。
NO MATTER LIVEは北海道のテレビ局HTB(“水曜どうでしょう“や“錦鯉が行く!ノリノリ散歩“などが放送されている)が冬季に毎年放送しているスノーボードを軸とした番組“NO MATTER BOARD“のライブイベントでライジングサンと同じく1999年から開催されておりまして、年によっては札幌の他、仙台や秋田・新潟といった雪国でも開催されることもあります。
これまでの出演アーティストとしては10-FEETやONE OK ROCK、MAN WITH A MISSION、WANIMA、マキシマムザホルモン、MY FIRST STORY、BRAHMAN、Ken Yokoyamaなど毎年ベテランから若手までラウドやパンクを中心としたラインナップで展開されており、ここを今年のライブ始めとされる方も少なく無いです。
今年も2024年1月13日と1月14日の2日間開催されていたのですが、例年だとすぐにソールドアウトするチケットが完売せず、特に初日に参加された方によると“ガラガラだった”という声が少なからずありました。
この辺に関してはパンデミック禍などのここ3年・4年くらいでバンドシーンの流れが大きく変わったことについて改めて別の機会に書くとして、前段が長くなってしまいましたが、ライブに参加した感想を書いていきます。
参加した14日は、出演順にWHISPER OUT LOUD、KUZIRA、NOISEMAKER、ROTTENGRAFFTY、coldrainの5組。
会場はソールドアウトはしていないものの、言うほどガラガラでは無くある程度お客さんが集まっていたように感じられます。
会場の盛り上がりはどのアーティストもあったのですが、とりわけ3組目のNOISEMAKERからの盛り上がりはひとしおで、「明らかに会場の雰囲気が大きく変わったな」というのを体感できました。
今回参加して感じたのはバンドを長く続けることによって得られる凄さでした。
3組目のNOISEMAKER以降のROTTENGRAFFTY、coldrainの3組はいずれも10年以上バンドを継続し、様々な状況を乗り越えてライブシーンの第一線に立ち続けています。
凄みを感じる時のライブでは空気感が大きく変化するというのを感じるのですが、NOISEMAKERもROTTENGRAFFTYもcoldrainも一つの音で空気感が一気に変化する瞬間がありました。
その空気感の変化がバンド自体の凄みを感じることにも繋がり、オーディエンスをどんどんと引き付ける形になっていきました。
若いバンドのオーディエンスとの高め合いもとても魅力を感じるのですが、長く続けているバンドの一音で空気感を変化させる瞬間も個人的にはとても魅力を感じていてライブに行くこと、現在進行形で感染症が猛威をふるっている中でも感染症対策をしながらライブで音楽を楽しくという事を続けたいなと思う魅力が、ここにあります。
去年の春くらいから若いバンドのオーディエンスとのポジティブな高め合いにとても刺激を受ける瞬間が多かったのですが、今回のNO MATTER LIVEの参加で長く続けているバンドの一音で空気感を一気に変化させる凄みを感じる事が出来て「参加して良かったな」というのを強く感じました。
今年も感染症対策を充分に行いながら無理のない範囲で、ライブやフェスに参加していきます。