コーチェラ2024の1週目を観た感想と2週目の楽しみ方

アメリカリフォルニア州インディオにて開催地時間の2024年4月12日(金)から4月14日(日)と4月19日(金)から4月21日(日)の2週連続にわたって開催されるCochella Valley Music and Arts Festival 2024。

YouTubeのフェス公式チャンネルで無料の配信が行われており、数多くのライブを観る事ができます。

(日本時間では1日後の土曜日から月曜日にかけて行われる)

 

その中で観ながら感じていたのは「さまざまな選択肢があることで色々な角度を見る事ができて、想像力がさらに大きくなり、そこに進むための前向きなエネルギーと刺激を大きく得られる」ということです。

 

その選択肢は国や世代、音楽表現、どれか一つではなくさまざまな要因が全て重なっており、個人的には初日のLANA DEL REY、2日目のTyler,The Creator、3日目のDoja Cat,88RISING FUTURES,ATARASHII GAKKO!から特に強く感じました。

 

LANA DEL REY、Tyler,The Creator、Doja Catはそれぞれのヘッドライナーでセットの組み方や演出が日本では考えられないような組み方で、尚且つそれぞれの見せ方も違っていて観ていて聴いていてとても充実した時間でした。

 

3組とも近年の来日公演がなく、世界での認知度と日本での認知度の大きな開きがある印象を個人的に感じており、恥ずかしながら3組とも詳しく聴いていなかったため、今回のコーチェラのヘッドライナーセットを観て「これだけ素晴らしい音楽やライブがあったのになんで知らなかったんだ!」という気持ちを強く抱きました。

 

当たり前のことかもしれませんが、「目の前にある選択肢や日常にあることだけではないこと、それもネガティブではない前向きなことの新しい選択肢」が現れることの嬉しさとありがたさ、それを今回のコーチェラ2024のヘッドライナー3組のライブから感じる事ができました。

 

3組ともライブを観た後から聴いているのですが、Doja Catは特に最近よく聴いています。

 

88rising FUTURESはアメリカを拠点としたアジアのカルチャーシーンを世界中に発信するメディアプラットフォームである88risingがコーチェラの中で行う特別ステージのことであり、2022年は宇多田ヒカルが登場し日本国内でも話題になっておりました。

 

2024年はすでにエントリーされていたYOASOBIにATARASHII GAKKO!に加え、AwichさんにNumber_iも日本のアーティストとして名を連ねることになり、

4組の他にも韓国のTiger JKさんとYoon Mi–raeさん、中国のXin Liuさんも参加しており、日本を含めたアジアの音楽シーンの魅力を広く紹介するステージは各々のパフォーマンスが素晴らしく見応えがありました。

 

ATARASHII GAKKO!は新しい学校のリーダーズの海外の時の活動名義で、今回はGOBI STAGEのトリという大きな場面でのライブになったのですが、ライブの見応えとオーディエンスの盛り上がりに圧倒されました。

ライブの表現の幅広さにオーディエンスとのレスポンスの語彙、まさに日本のアーティストが海外で展開するライブの理想の形の一つを個人的には感じられました。

 

日本のアーティストのライブから感じたのは「自分の信じた道を進んで、貫いてコツコツ努力して進んでいくことの大切さ」でした。

特にGOBI STAGEトリのATARASHII GAKKO!のライブは自分にとって胸を熱くさせてくれ、先に進むための前向きなエネルギーをいただくライブでした。

 

また今週も開催されるので個人的な見方を余談としてお伝えすると、2週目は1週目で気に入ったアーティストや話題になったアーティストのライブを観るというのが個人的な定番になっております。

 

ぜひ今週末はコーチェラのライブ配信をご覧いただくと良いと思います。